タイム・マシーン
小さな窓
小さな世界
ここが今見える世界
真っすぐ歩んで来たように見えても
右に折れて
左に曲がって
さよならを言う前に
言葉を飲み込んで
自分の世界
空のバックを背負い
歩んで来たのに
いつの間にか
バックはガラクタばかりで
中身のない言葉だらけ
何も知らない
右に折れると
昔の時
左に曲がると
今の時
真っ直ぐに進むと
歪んだ未来
バックはしっかりと重くなって
背負うには
一人では無理かもしれない
後ろで声がします
そんなに頑張らなくても
お前さんの人生は
決まってますょ
そんなこと言わないで
ガラクタの山の王様であったとしても
歩んできたこの道の
一つ一つが愛おしく
私の時は完結します