2018-01-01から1年間の記事一覧

私の羅針盤

私の羅針盤 南も北もわからない 完全に見失って 堂々巡り それが現実 山のなかの羅針盤 誰の言葉もなく 貴方を守ります 雪崩もなく また明日 懲りる事なく また繰り返す 貴方の哲学 臆病な現実 それでも あたりまえの時 私も貴方も 現実に戻ります 言葉のな…

残日録

残日録 この世界は 間違いなく 後退しています 理想を掲げて 今を生きてきたのに 私たちは街に 私たちは行動する このまま声を 挙げなければ 無関心に飲み込まれる それで当たり前 などと考えますか 間違っています 喉は詰まって 言葉は虚しく こだまする ま…

ひとつの空

ひとつの空 おなじ空 色のない空 ありふれた空 みなれた空 どこにでもある空 希望に満ちた空 歩き続けた空 お腹いっぱいの空 選ぶことができない空 遠くの空が良く見える 白い空 青い空 黒い空 黄い空 みんな同じ空 誰も選べない空 大きな壁は 狭い空間 誰も…

あらわれた顔

あらわれた顔 まだ本性は 見えていません 全く薄っぺら顔 言葉は繰り返し 隠れた真実 貴方の顔 私の顔 境のない時 もっと時を もっと言葉を もっと愛を 軽く削除 重く削除 失われた想い また生まれ変わって 会いましょう そんなに軽く 言葉を選んで 不都合な…

ファースト

ファースト ○○○○ファースト ばばぬきのおじさん 暴走するファースト 不都合な真実を 嘘の言葉に上塗りしても 誰も止めることが 誰もできないのか Noと言う人は 本当にいないのか もっと声を 暴走する産油国 全く想像を越えた 残酷な仕業 集中する権力 過ちは…

崖っぷち

崖っぷち もうここまで来ています ここから先は 未知の世界 誰も予測できない近未来 崖っぷち それでも 良しとするか 自分たちの未来を 棒にふるか 解りきったこと それでも 永遠の凍土を失うか 未来の選択 私たちは 答えを持っていますか 立ち止まる 私たち…

過ぎ去りし日々

過ぎ去りし日々 忘れました 記憶が薄れ漂う この道が 私の全て みんなおなじ顔 みんなおなじ答え 誰も疑問を投げかけない 身に迫った危機に 知らんふり この大地は あしたありますか また大地に 飲み込まれ 自分を無くし すべてをなくして 無力な自分に気づ…

天と地の狭間に

天と地の狭間に 鎮まりなさい 私たちは生きています 天が叫び 地が揺れて 立ちつくすだけ なすすべなく 天を仰ぐ どうしてここまで 私たちは追い込まれたのか 文明の力を得たとしても 自然は征服できない 当たり前の真実 目の前の欲望に 惑わされたとしても …

昔話 その2

昔話 その2 (それでも昔話) ちっぽけな島国が あったそうな 3年に一度の 村長選びがあるとさ 誰も手を挙げなくて また利益供与の爺が 出るとさ 他に人がいないのかい あの人かい 出ることが一石 正しいこと 正直者 闘うことに意味ありか 本当に勝てるかい 何…

こっちが叫びたい

こっちが叫びたい 不条理なこと 何とも切ないこと 理解できないこと こっちが叫びたい 意欲のないこと 向上心のないこと 他人まかせで 争いを好まないこと こっちが叫びたい 何て不自由なこと 当たり前に甘受しながら まだ不平不満 疑問さえもたないで 隠れ…

大地の恵み

大地の恵み ベッドタウンの オアシス 何もない町 何もない人 こうして繰り返す 営み 皆そんなもんです 優劣もなく 上下もなく みな平等 考えない人生 行き当たりばったりの すごろくの目 転がる石のように 谷を転げ落ちる 踏みとどまって 恵みの大地 明日も…

無力なこと

無力なこと 雨が降り続いて 山が崩れ 河が氾濫する 日常が飲み込まれ 行き場を失う 地球と言う 運命共同体は 歯車が狂ったみたいに 住むものに襲いかかる 自然の力 大地が揺れて 大海が溢れ出す 繰り返す記憶 想像を遥かに越えた出来事 無力な私たちは 何に…

すべては大地のために

すべては大地ために 毎日 いろんな事が起こって 想いは追い付かない 何故に どうして そこに落ち着くのか 革新とネット社会 時代は変わったとしても 何か忘れています 情報はすぐに届いたとしても 現実感のない日常 足元の大地は 水が溢れ 水が枯れる 地球環…

繰り返すことも

繰り返すことも またしても 夢の中 どうしたって 越えられない壁 美しい風景 心に残ることも 残らない思い 描かれた夢 旅の続き 乱立する風景 波の繰り返し 残らない夢 頭を抱えるて 悩んだふり まだ紫陽花の夢 旅路のはて 黄金に輝く空

またね お帰り

またね お帰り またね 遠い道のり ひとりですか 途中で捨ててきたもの 途中で拾ってきたもの お帰り またね 大切な過去 大切な今 持ち時間は 限られています お帰り またね あなたの大切な時 私の大切な時 いつもすれ違いながら 元に戻ること 始めに戻る お…

また会えましたね

また会えましたね 窓辺にたたずむ人 あなたの孤独は 私の孤独 毎日日課の様に 同じ時間に また会えましたね 遠い記憶 またしても 埋もれた時間 すれ違いを知りながら 求める言葉 また会えましたね 求めているもの この時 この場所に居たこと 同じ時を共有し…

昔話(欲張りじいさんと古狸の学舎)

昔話(欲張り爺さんと古狸の学舎) あるところに 欲張りなままに強欲に 腹心を周りに囲って 小役人を手足のごとく使って 欲張りな爺が居たそうな めざとい爺が 欲張りな爺に話を持ち掛けて 隣の村から家畜の餌を 知らん顔してぶんどって 自分の物にしたそう…

くもった眼

くもった眼 あなたの言葉は 心に届かない いい大人なのに 真実の言葉を 持たない 映し出される顔 他人ごとの様に また嘘を重ねる あなたの中にある 他人の顔 純粋な心 踏みにじられても 真っ直ぐな言葉 誰も疑わない そのまま生きて 迷うことなく 私たちは見…

返礼

返礼 短い時 返す言葉も 虚しく飲み込まれる 失なった時 夢の繰り返し この場所に また来ました 始まって終わる場所 もう誰も居ません もう誰も言葉を持たない 未來が見えていますか また会えますか この場所で 皆がみんな 同じ顔ぶれで 言葉を交わすことが …

自分のため

自分のため 自己中のため 髪を触りながら 明日を夢見る また 会えましたね 時として 変わります また 新しい人 古い人 時を駆け抜けて 現実 貴方には 会っています 過去も未來も 見えていますね また 会えましたね 心を尽くさないうちに 正体をさらしました…

静かな場所

静かな場所 時を重ねながら 振り返ることも ある時 必要だと 誰が答えたとしても わかっています すべてが新しい 斬新な言葉 同じ顔が並ぶ 異様な風景 ここが成熟した場所 わかっています 決して終わりのない時 繰り返し 襲ってくる いくら逃げても 追い付か…

風景在るがままに

風景在るがままに 心に残る風景 横顔と瞳 遠い声 足音 また会えましたね 横顔をたどりながら 声を伝える たどり着くまでに また時を重ねる また会えましたね 遠い国の 水びたりの子供 鳴き声は 悲しい運命 それでも生きています 選べない場所 また会えました…

桜舞う

桜舞う 踊りなさい 舞うように 飛ぶように 一時の夢 突き抜けて あしたも生きる 真剣に学んだ 結果が寂しい答え 指示もなく 自分のためですか 大波に流されて すべてを失なった あの地 それでも嘘を 突き通しますか 桜が舞って 青い天空に 答えが降りてきま…

蝶が舞うように

蝶が舞うように 今年も咲きました 期待してなかったのに 密かに時を待って 七輪のつぼみをつけて ご苦労様 一年の感謝をこめて また会えましたね あの頃の ときめきとともに

頑張っているあなたに

頑張っているあなたに 片ひじを張らないで ありのままで 自分をさらしてください 飾っても一時 またしても 嘘の始まり いくら飾ったとしても 化けの皮は 剥がれます 厚顔無恥な 巷の人々 毎日が退屈で 他人ごとに 介入しては うさを晴らす 小市民てき 小さな…

花咲ことも

花咲ことも 歌うこと 踊ること 悲しみに暮れて 一日を明かす それも いいか いつも大通りを 歩いていました 裏道は恐くて 人が歩いて 踊っています 歌っています 見知らぬ人が 群れない人 心ない言葉 相容れない人 人生が変わる 廃れた思想 また時代をまたい…

卒業式

卒業式 桜舞う 育って強く 未来知る

同化する姿

同化する姿 異形な姿 ただならぬ想い 想像する姿 同化しない姿 ここはどこか この山に 思い出があります 高い煙突 風になびく煙 記憶の中の風景 相容れない 孤独な魂 ひとり自分 またしても 自己主張の姿 誰も 止めることなく 時間をやり過ごす また繰り返し…

コンタクト

コンタクト 触れ合うことは 一時のこと 最後の言葉は 偽りのない想い すれ違い そして今 戻って時 あの日 心を奪われ 在るがままに 想いを知る 戻らぬ時を 還してください 戻れるものなら あの窓から 行き先を垣間見ながら 時を越えて 夢を見る 私の時 あな…

夢を信じる

夢を信じる 夢に終わりは ありますか 繰り返し 繰り返す 人生は人生 信じますか 驚きの時 空を見上げ 海辺をさ迷う これが人生 旅を伝える 旅を語る 短くて儚い時 まるで偽り まるで真実 悲喜こもごも 繰り返して 踊り続ける 踊り明かして この人生は 終焉を…