#練習用

旅する時

旅する時 限られた時 瞬く間に時は過ぎて 後戻りできない時 この舞台は 光のない世界 また果てしない旅 この世界の果て 限りなく欲望の世界 充ちたりた時 偽りの果て 底のない欲望 また見栄を張って 言葉を飲み込む 繰り返しの舞台 いくら叫んだとしても 誰…

開放される夢

開放される夢 均衡が崩れる世界 言葉が崩れる世界 肩入れする側 右寄りの顔 貧しい想像力 またしても 想像すら価値のない 現実世界 夢すら語れない また空回りする 言葉が空回りする世界 貧しくも 虚勢を張った後姿 待ってください 儚い空威張り 望む世界 手…

マイ ホームタウン

マイ ホームタウン 想い出の王国 紙の匂い 高い煙突 貧しくも高く 貧しくも清く 毎日が夢の王国 手をつないで 顔に触れる 尊くも美しく 尊くも貧しく 叶えられない 夢の王国 あの時から いまの時へ 運ぶべき想い 手に入る夢 こぼれる夢 振り返ることのない …

アメを隠して

アメを隠して 味のないアメ うまくないアメ またしても想像内 誰が食べますか 知れた味 引き受けた未来 あるべき現実 誰も知らない 無責任な言葉 いつもの世界 いつものどん底 これより先は 未知の世界 どこに答えがあるのか また飛びまわって また空回り 捨…

群衆の中の孤独

群衆の中の孤独 心の底から 叫んだとしても 私の孤独は 癒やされない 放浪の民は 熱狂する群衆の中で ひとり孤独を噛みしめる いくら叫んだとしても この世界を救う 本当の癒しは訪れない 私はひとり 作られた言葉 心の底から 溢れ出る言葉 遊ぶ言葉 踊る言…

均衡

均衡 この世界を残す この世界がすべて ババぬきのオジサンが この均衡を破る 自己中の極み 自分の周りだけ まともな声は 何処に行ったの 元々は自国の矛盾 踏みつけて 踏みにじって 無関心 肩入れして この世界の均衡を壊す 本当に判っていますか あなたの…

心を病む

心を病む 何処まで本当で 何処まで 嘘の言葉なのか ファーストなのか セカンドなのか 誰もわからない 全くもって 本当の顔が見えない 不都合なことばかり 作られた横顔 作られた頭 その中身は 取引の材料 計算高く 言葉を選んだとしても あなたの真実は この…

閉ざされた時

閉ざされた時 ここが始まり ここが終わり 時間が過ぎても 答えは返ってこない 融けて 溢れて まだほんの一部 逆襲は 毎日のように 目に見えないで 襲ってくる 気づいていない 私たち 寒くて 暖かくて 何も感じない自分 ここが北国なのか ここが南の国なのか …

夢の中で

夢の中で 闘っています 善なのか 悪なのか 拳を振りかざす 壁にぶち当たって 我に返る 毎日夢を見てます 幸せな夢だと 良いのですが たびたび悪夢を見ると 自信がなくなります 闘っては 拳を振り上げ 布団を蹴りあげる 声をかけられて 我に返る また夢の続き…

不都合な真実

不都合な真実 見えない真実 支えのない柱 ここまで来ても 真実は一つ 壊れる大地 目をつぶっていては 答えは見えない 心の曇りは 答えを失う 身近な危険を 自覚できない 近視な自分 自国第一 おぞましい心 浅はかな顔 信念のない思想 悲しいかな真実 止める…

素晴らしい世界

素晴らしい世界 嘘でもいいから 言葉にできるなら 望む世界 夢にでてくる世界 ありのままに 受け入れる 叶わぬ世界だとしても 賢もなく 謙虚でもなく 自己だけ ありふれた日常 飽きもせず繰り返す 私の日常は 同じことの無駄使い 時間が解決するとの 思い込…

私の羅針盤

私の羅針盤 南も北もわからない 完全に見失って 堂々巡り それが現実 山のなかの羅針盤 誰の言葉もなく 貴方を守ります 雪崩もなく また明日 懲りる事なく また繰り返す 貴方の哲学 臆病な現実 それでも あたりまえの時 私も貴方も 現実に戻ります 言葉のな…

残日録

残日録 この世界は 間違いなく 後退しています 理想を掲げて 今を生きてきたのに 私たちは街に 私たちは行動する このまま声を 挙げなければ 無関心に飲み込まれる それで当たり前 などと考えますか 間違っています 喉は詰まって 言葉は虚しく こだまする ま…

ひとつの空

ひとつの空 おなじ空 色のない空 ありふれた空 みなれた空 どこにでもある空 希望に満ちた空 歩き続けた空 お腹いっぱいの空 選ぶことができない空 遠くの空が良く見える 白い空 青い空 黒い空 黄い空 みんな同じ空 誰も選べない空 大きな壁は 狭い空間 誰も…

あらわれた顔

あらわれた顔 まだ本性は 見えていません 全く薄っぺら顔 言葉は繰り返し 隠れた真実 貴方の顔 私の顔 境のない時 もっと時を もっと言葉を もっと愛を 軽く削除 重く削除 失われた想い また生まれ変わって 会いましょう そんなに軽く 言葉を選んで 不都合な…

ファースト

ファースト ○○○○ファースト ばばぬきのおじさん 暴走するファースト 不都合な真実を 嘘の言葉に上塗りしても 誰も止めることが 誰もできないのか Noと言う人は 本当にいないのか もっと声を 暴走する産油国 全く想像を越えた 残酷な仕業 集中する権力 過ちは…

崖っぷち

崖っぷち もうここまで来ています ここから先は 未知の世界 誰も予測できない近未来 崖っぷち それでも 良しとするか 自分たちの未来を 棒にふるか 解りきったこと それでも 永遠の凍土を失うか 未来の選択 私たちは 答えを持っていますか 立ち止まる 私たち…

過ぎ去りし日々

過ぎ去りし日々 忘れました 記憶が薄れ漂う この道が 私の全て みんなおなじ顔 みんなおなじ答え 誰も疑問を投げかけない 身に迫った危機に 知らんふり この大地は あしたありますか また大地に 飲み込まれ 自分を無くし すべてをなくして 無力な自分に気づ…

天と地の狭間に

天と地の狭間に 鎮まりなさい 私たちは生きています 天が叫び 地が揺れて 立ちつくすだけ なすすべなく 天を仰ぐ どうしてここまで 私たちは追い込まれたのか 文明の力を得たとしても 自然は征服できない 当たり前の真実 目の前の欲望に 惑わされたとしても …

昔話 その2

昔話 その2 (それでも昔話) ちっぽけな島国が あったそうな 3年に一度の 村長選びがあるとさ 誰も手を挙げなくて また利益供与の爺が 出るとさ 他に人がいないのかい あの人かい 出ることが一石 正しいこと 正直者 闘うことに意味ありか 本当に勝てるかい 何…

こっちが叫びたい

こっちが叫びたい 不条理なこと 何とも切ないこと 理解できないこと こっちが叫びたい 意欲のないこと 向上心のないこと 他人まかせで 争いを好まないこと こっちが叫びたい 何て不自由なこと 当たり前に甘受しながら まだ不平不満 疑問さえもたないで 隠れ…

大地の恵み

大地の恵み ベッドタウンの オアシス 何もない町 何もない人 こうして繰り返す 営み 皆そんなもんです 優劣もなく 上下もなく みな平等 考えない人生 行き当たりばったりの すごろくの目 転がる石のように 谷を転げ落ちる 踏みとどまって 恵みの大地 明日も…

無力なこと

無力なこと 雨が降り続いて 山が崩れ 河が氾濫する 日常が飲み込まれ 行き場を失う 地球と言う 運命共同体は 歯車が狂ったみたいに 住むものに襲いかかる 自然の力 大地が揺れて 大海が溢れ出す 繰り返す記憶 想像を遥かに越えた出来事 無力な私たちは 何に…

すべては大地のために

すべては大地ために 毎日 いろんな事が起こって 想いは追い付かない 何故に どうして そこに落ち着くのか 革新とネット社会 時代は変わったとしても 何か忘れています 情報はすぐに届いたとしても 現実感のない日常 足元の大地は 水が溢れ 水が枯れる 地球環…

繰り返すことも

繰り返すことも またしても 夢の中 どうしたって 越えられない壁 美しい風景 心に残ることも 残らない思い 描かれた夢 旅の続き 乱立する風景 波の繰り返し 残らない夢 頭を抱えるて 悩んだふり まだ紫陽花の夢 旅路のはて 黄金に輝く空

またね お帰り

またね お帰り またね 遠い道のり ひとりですか 途中で捨ててきたもの 途中で拾ってきたもの お帰り またね 大切な過去 大切な今 持ち時間は 限られています お帰り またね あなたの大切な時 私の大切な時 いつもすれ違いながら 元に戻ること 始めに戻る お…

また会えましたね

また会えましたね 窓辺にたたずむ人 あなたの孤独は 私の孤独 毎日日課の様に 同じ時間に また会えましたね 遠い記憶 またしても 埋もれた時間 すれ違いを知りながら 求める言葉 また会えましたね 求めているもの この時 この場所に居たこと 同じ時を共有し…

昔話(欲張りじいさんと古狸の学舎)

昔話(欲張り爺さんと古狸の学舎) あるところに 欲張りなままに強欲に 腹心を周りに囲って 小役人を手足のごとく使って 欲張りな爺が居たそうな めざとい爺が 欲張りな爺に話を持ち掛けて 隣の村から家畜の餌を 知らん顔してぶんどって 自分の物にしたそう…

くもった眼

くもった眼 あなたの言葉は 心に届かない いい大人なのに 真実の言葉を 持たない 映し出される顔 他人ごとの様に また嘘を重ねる あなたの中にある 他人の顔 純粋な心 踏みにじられても 真っ直ぐな言葉 誰も疑わない そのまま生きて 迷うことなく 私たちは見…

返礼

返礼 短い時 返す言葉も 虚しく飲み込まれる 失なった時 夢の繰り返し この場所に また来ました 始まって終わる場所 もう誰も居ません もう誰も言葉を持たない 未來が見えていますか また会えますか この場所で 皆がみんな 同じ顔ぶれで 言葉を交わすことが …