2019-01-01から1年間の記事一覧

この場所で

この場所で 遠い彼方から この場所を見ています 悲しいかな 目を失くした大人たち 魂を失くした大人たち 振り返る時を失って この街角に佇む 遅いね 16歳の少女が あなた達を責めます あなた達大人を亡ぼします 欲と金 この場所 私達の大地は 悲しみに包まれ…

解放される

解放される この世界から 解放されること 夢の中で見ています 現実には希望なく 未来にも答えなく 窓の外は闇 外の世界は 希望に満ちていますか 自分の事だけ 自己中心の頭 世界は自分のため 自分の財布の中身だけ 何と小さい世界 この世界の悲劇 繰り返す争…

旅する時

旅する時 限られた時 瞬く間に時は過ぎて 後戻りできない時 この舞台は 光のない世界 また果てしない旅 この世界の果て 限りなく欲望の世界 充ちたりた時 偽りの果て 底のない欲望 また見栄を張って 言葉を飲み込む 繰り返しの舞台 いくら叫んだとしても 誰…

開放される夢

開放される夢 均衡が崩れる世界 言葉が崩れる世界 肩入れする側 右寄りの顔 貧しい想像力 またしても 想像すら価値のない 現実世界 夢すら語れない また空回りする 言葉が空回りする世界 貧しくも 虚勢を張った後姿 待ってください 儚い空威張り 望む世界 手…

マイ ホームタウン

マイ ホームタウン 想い出の王国 紙の匂い 高い煙突 貧しくも高く 貧しくも清く 毎日が夢の王国 手をつないで 顔に触れる 尊くも美しく 尊くも貧しく 叶えられない 夢の王国 あの時から いまの時へ 運ぶべき想い 手に入る夢 こぼれる夢 振り返ることのない …

アメを隠して

アメを隠して 味のないアメ うまくないアメ またしても想像内 誰が食べますか 知れた味 引き受けた未来 あるべき現実 誰も知らない 無責任な言葉 いつもの世界 いつものどん底 これより先は 未知の世界 どこに答えがあるのか また飛びまわって また空回り 捨…

群衆の中の孤独

群衆の中の孤独 心の底から 叫んだとしても 私の孤独は 癒やされない 放浪の民は 熱狂する群衆の中で ひとり孤独を噛みしめる いくら叫んだとしても この世界を救う 本当の癒しは訪れない 私はひとり 作られた言葉 心の底から 溢れ出る言葉 遊ぶ言葉 踊る言…

均衡

均衡 この世界を残す この世界がすべて ババぬきのオジサンが この均衡を破る 自己中の極み 自分の周りだけ まともな声は 何処に行ったの 元々は自国の矛盾 踏みつけて 踏みにじって 無関心 肩入れして この世界の均衡を壊す 本当に判っていますか あなたの…

心を病む

心を病む 何処まで本当で 何処まで 嘘の言葉なのか ファーストなのか セカンドなのか 誰もわからない 全くもって 本当の顔が見えない 不都合なことばかり 作られた横顔 作られた頭 その中身は 取引の材料 計算高く 言葉を選んだとしても あなたの真実は この…

閉ざされた時

閉ざされた時 ここが始まり ここが終わり 時間が過ぎても 答えは返ってこない 融けて 溢れて まだほんの一部 逆襲は 毎日のように 目に見えないで 襲ってくる 気づいていない 私たち 寒くて 暖かくて 何も感じない自分 ここが北国なのか ここが南の国なのか …

夢の中で

夢の中で 闘っています 善なのか 悪なのか 拳を振りかざす 壁にぶち当たって 我に返る 毎日夢を見てます 幸せな夢だと 良いのですが たびたび悪夢を見ると 自信がなくなります 闘っては 拳を振り上げ 布団を蹴りあげる 声をかけられて 我に返る また夢の続き…

不都合な真実

不都合な真実 見えない真実 支えのない柱 ここまで来ても 真実は一つ 壊れる大地 目をつぶっていては 答えは見えない 心の曇りは 答えを失う 身近な危険を 自覚できない 近視な自分 自国第一 おぞましい心 浅はかな顔 信念のない思想 悲しいかな真実 止める…

素晴らしい世界

素晴らしい世界 嘘でもいいから 言葉にできるなら 望む世界 夢にでてくる世界 ありのままに 受け入れる 叶わぬ世界だとしても 賢もなく 謙虚でもなく 自己だけ ありふれた日常 飽きもせず繰り返す 私の日常は 同じことの無駄使い 時間が解決するとの 思い込…